ぽれぽれな感じで。

~アフリカ(ルワンダ・キガリ)での一人暮らしを中心に~

食中毒とドレッドヘアーの女医さん

皆さん昨年のクリスマスはどのように過ごしましたか。
ぼくは食中毒でダウンしてました笑
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原因はおそらく韓国料理屋のサムギョプサル。
やはり贅沢はするもんじゃないですね。

食後からすぐにお腹を下してしまう。
普段から穀物、野菜の生活をしているので
肉を食べるとお腹を下すのは日常。
あんまり気にしてませんでしたが
翌日にはお腹が決壊。ほぼ垂れ流し状態に。
一日我慢したけれど嘔吐も伴う。
マラリアの可能性もあるので夜中に病院へ。

以前マラリアに罹ったときの苦しみは
こんなものではなかったので
ただの食中毒だろうと自己暗示をかける。

病院到着後にベットに横たわっていると
プロレスラー並みの体格をしたドレッドヘアーの女医さんが。
ファンキーすぎる。でも逆になんとなくベテラン感がある。

採血と点滴のために注射。
注射針は真空パックから取り出してるので一安心。

女医さんは手の甲に注射をしてくる。
普通は腕な気がするけど、ルワンダでは手の甲なのかなと
思いながら注射を見学していると注射に失敗。
血管にたどり着かず。
もう一度チャレンジ。失敗。
もう一度チャレンジ。失敗。
あれ、この人もしかして下手なのか?笑
手の甲じゃなくて腕の方が良くない?と言うと
次は腕でチャレンジ。失敗。
もう一度チャレンジ。失敗。
もしかして注射は初めてですか?笑
次ダメだったら他の人に代わってもらおうと思っていると
次は成功。血管にたどり着く。
黒人よりは血管見やすい気がするけどなー。
それに注射針もったいないな。

ただ血が流れてこない。
レトルトの残りを絞り出すようにぼくの腕を絞る。
全然出てこない。半ば関節技を決められながら絞られる。
やっぱりプロレスラーだったのか笑
このキャップ取れば流れるんじゃない?と試しに言うと
気付いたように注射に付いてるピンクのキャップを取る。
血が流れる。
いやいやどうして気づかなかった笑

血液検査後にマラリアは陰性。食中毒と診断。
忘れてたのか診断後に検便させられる。
もはや形を伴っていないので苦労しながら採取。

薬を飲んで無事に症状がなくなった二日後に
病院から電話が。
「便の採取が不十分で検便できませんでした。」
「もう一度病院に来て採取してください。」
いやいや、もう治ってるし笑
検便する意味。再検査は丁重にお断り。

ある意味笑いの絶えないクリスマスの過ごし方でした笑。