おれ昔は泥棒だったからね笑
大事なものを失くしました。
ルワンダの自宅の鍵です。
どうも昔からよく物を落とす。しかも返ってこない。
財布も今まで三回も落とし一回も返ってこない。
日本では財布を落としても返ってくるというのは都市伝説ですよ。
探し物は出てこない。それよりぼくと踊りませんか状態です。
鍵は結局いくら探しても見つからず、鍵穴ごと代えることに。
前々から自宅の鍵を分解してみたいと思ってたので少しわくわく笑
というのも外見からすると鍵が超絶に雑魚い。
ただ外からドライバーでネジを回せば取れそうな感じになっている。
鍵だと心配だからみんな南京錠をつけているくらいだ。
友人にお願いして鍵屋さんを呼んでもらう。
鍵屋さんが来る前に南京錠だけでも外そうとしてみる。
頑丈な奴だったのでてこの原理でも開かない。
地道にのこぎりみたいなやつで切ってみる。
全然切れない。3日くらいかかりそうな勢い。
奮闘していると二部屋隣のおっちゃんが
どうしたーという感じで寄ってくる。酒臭い。
貸してみろとトンカチを握ると一瞬でこじ開けた。
そして一言。
「おれ昔は泥棒だったからね笑」
冗談なのか本当なのか分からない。
「鍵も開けられるけど、ドア壊しちゃうな笑」
「おれ壊すの専門だからさ笑」
一気に本気臭くなる。
真実を知ったところで何ともならないので
笑顔でありがとう。
一時間後くらいに鍵屋さんが到着。
鍵穴はトンカチがガンガンやったり、ドライバーで持ち上げたり
左右からネジで止まってたりと意外と複雑。
音もなく開けられそうだなと思ってたので
少し安心しました。
ドアのガラスは結局割れちゃってたけど笑
鍵代と修理代含めて6000RWF(900円くらい)。
なかなかに痛い出費でしたが
まぁいろいろと勉強になりました。